本来ならばまもなく2020・・・!
(この文章は私見を織り交ぜて構成しております)
昨年の夏頃から年明けに掛けTOKYO2020オリンピック・パラリンピック期間中の物流に関して様々な検討がなされました。
そして今、思いも因らない局面を迎え物流の根本的な課題が持ち上がっています。
今回は少し(かなり?)真面目につぶやいてみたいと思います。
★私たち紙のお取引に欠かせない製紙メーカー・紙流通倉庫は東京湾岸地域に分布しており、大会会場や選手宿舎往来などの影響を大きく受けるのではないか?
都心への車両流入制限によって渋滞はどの程度発生するのか?
配送ルート・出発時間・納品時間・帰庫時間はどの様に組み立てるか?など
様々な懸念を元に円滑な物流施策を練っておりました。
★また、景気浮揚に伴う旺盛な物流・大会期間中の選手や観客の人員輸送など
人や物を運ぶドライバー人材不足にも頭を悩ませました。
★それが今、残念ながら延期となり表面的な問題は一時的に回避となりましたが、
物流システムにおける根本的な問題であり国交省が唱える「物流生産性革命」における
~効率的で高付加価値なスマート物流の実現~を求められております。
★国交省ホームページを参考にしますと近年、トラック配送の積載率は41%に低下しており様々な非効率が発生しているそうです。
★この積載率を向上させ効率化に転嫁する事で、
生産性を向上・労働力不足の克服・働き方革命・CO2の排出削減・道路交通渋滞の改善など物流事業の労働生産性を2割程度向上させられるとの事です。
★この様に世の中は計画的な配送による業務の効率化に向かっており、
従来の様な「小口の即日納品」などは、お客様のご協力とご理解を賜りながら
改善へ向かう時期に来ております。
★お客様も様々な事象に対応すべく取組の構築をお考えと察します。
★今こそお客様・そして私たちが意を共にして持続可能な物流の構築を
考えてみませんか?
★千里の道も一歩から!お客様の声と共に歩みたい鵬紙業を引続きご愛顧頂けます様、
宜しくお願い申し上げます。