新型コロナウイルスによる状況下、現代はwithコロナと言われる新たな生活様式の中で過ごしています。暮らしの中で外出から帰ってきた時など手洗い、うがい、アルコールによる消毒が重要なわけですが、今回は20年前より発売されている抗菌紙をご紹介します!!
エアクリーンペーパーとは??
元となるのは美濃で製造する機械漉きの和紙になります。抄紙工程で二酸化チタンを定着させ、二酸化チタンの光触媒作用により用紙周辺の空気中の有機化合物の分解や、表面に付着した細菌の増殖を抑制する作用を持たせています。
用途はカレンダー、ポスターなど紙が空気に大きく触れるものが向いています!!!規格は四六判横目のみで連量は52㎏と73㎏のみとなります。
ちなみに抗菌、除菌、殺菌、滅菌、消毒など似たような文字を目にしますが、それぞれに違いがあるとのことで以下にまとめました。この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?
〈抗菌〉
細菌の繁殖を抑制するが細菌のみを対象とするため、カビ・黒ずみ・ぬめりなどは対象外。菌の付着の防止や、殺菌をするわけではなく、あくまでも抑制のみで抑制の程度にも決まりはない。
〈除菌〉
細菌を取り除いて減らすことで、菌を殺すわけではない。手洗いや食器を洗うことも除菌で、物理的に菌を排除するものである。
〈殺菌〉
細菌などの微生物を死滅させることで、特に病原性や有害性のある糸状菌・細菌・ウイルスなど死滅させることを言うが、どの菌をどの程度殺すことを言うのか明確な定義はない。殺菌と言う言葉は薬事法によって消毒などの医薬品、薬用せっけんなどの医薬部外品にしか使えず、洗剤などの日用品には使えない。
〈滅菌〉
熱・薬品・放射線などで細菌を死滅させ、無菌状態を作り出すこと。滅菌の滅は全滅を表し、微生物の生存する確率が100万分の1以下になることを言う。
〈消毒〉
広義には人体に有害な物質を除去して無害化させること。狭義には病原性のある微生物を死滅もしくは能力を減退させて病原性をなくすこと。
今後withコロナの時代は生活習慣も変化します。細菌に対する感染予防の観点からもエアクリーンペーパーを使用してみてはいかがでしょうか?