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~おおとりのつぶやきその2~

2020.4.27

フールス (002)

 

今回はOKフールス氏(紙)にインタビュー!

(この文章はインタビュアーNの私見を織り交ぜて構成しております)

聞き手N(以降はN表記):OKフールスさんのルーツをお教えいただけますか?

フールス氏(以降はOK表記):ルーツは19世紀。「シャーロックホームズ」にも登場するイギリス発祥の「フールスキャップ」という道化師帽があり、この道化師帽の透かしが入っていた事からフールスという名称になったと言われています。

N:どの様な経緯で日本にいらしたのですか?

OK:滑らかな書き味、インキの吸収性の良さなど、万年筆との優れた筆記適正が惚れ込まれ、ご先祖紙が明治時代に初めて日本に招かれました。

N:今のお名前「OKフールス」にはどの様な経緯でなられたのでしょうか?

OK:はい!ご先祖紙の「フールス紙」はその後、事情によりイギリスに帰国。万年筆ファンの方々は、悲しみにくれておりました。しかし時が経ち、昭和の初めの頃に万年筆を愛する方々からフールス紙の復活を望む声をいただき、「OKフールス」の名前を冠して復活しました!!!!現在も鵬紙業の一員としてご愛顧いただいております。

N:お名前の「OK」にはどの様な思いが込められているのでしょうか?

OK:「O」は旧王子製紙(戦後分割)、「K」は生まれ故郷の小倉工場を表し「OK」の冠をいただきました。現在の仲間たちは日本製紙 八代工場の最新抄紙技術によって誕生いたしましたが、「OK」の冠は当時の名残を伝えております。

N:今後はどの様なご活躍をお考えでしょうか?

OK:そうですね。これまでの様に2種類の透かし模様、純白&淡クリームの色合いを活かして高級感やオリジナリティーを演出する「手帳」「大学ノート」「レターセット」はもちろんの事、「お食事をお待ちの間に透かし模様をお楽しみ下さい」の触れ込みでレストランのランチョンマットや透かし模様の高級感を生かして書籍の見返しなどで活躍できればと考えています。

また、透かし模様は製品加工によって途切れたり、入らないケースが発生します。これを逆手に透かし模様が綺麗に見えたら幸運が訪れる!? かもしれないと、ラッキーアイテム案件など活躍の場を模索しております。まだまだ皆様の認知度が高くない私ですが、今日を機会に私に興味をお持ちなられた方は、今すぐ鵬紙業までご連絡ください。

 

最後までご清聴ありがとうございました。皆様との再会を楽しみにしております!(^^)!

カテゴリー:つぶやき